2011年02月28日

教育問題

私が教育問題に関心を寄せた理由は、よくメディアなどで挙げられ近頃頻繁に耳にする「現代の子供の学力低下」、「自ら考えることができない子供たち」といった言葉に、関心を持ったからである。この言葉が特に聞かれるようになったのは、2002年4月に導入された新しい学習指導要領での教育がスタートしてからである。これが目指すところは、広く言えば「ゆとり教育」の元で指導を受けた子供たちが今後作り上げる社会とはどのようなものか、ということに興味を持ったからである。
 筆者がこの教育という分野を特に意識しはじめた大きな原因は2つある。ひとつは、母校のことであり、もう1つは、このところ世間が騒いでいる経済的な社会問題のことだ。
 まず、母校のことについて、筆者の卒業した高校は、県内の公立高校の中でも上位に位置する進学校であった。この高校は、男子校の流れを引き継ぎ活気にあふれ、毎年名前の知れた大学にその大半を排出し、「独立自尊」をうたった伝統ある校風、学業以外にも他分野でも活躍する学生がいるといった、非常に誇れる学校であった



Posted by noriko5252331 at 17:30│Comments(0)
 
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